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レーザーによる治療(Laser)

レーザー治療器

当院では、最新型のレーザー光凝固装置を導入し、糖尿病網膜症や緑内障などの治療を行っております。

網膜光凝固術

糖尿病網膜症の進行

網膜症が進行すると眼底出血だけでなく網膜の血管障害をきたし虚血性変化を生じます。
(血管がつまり血液が流れなくなってしまった状態。それにより網膜への酸素の供給が低下します。)
そのため網膜の無血管領域となりそこを足場に新生血管(通常は存在しない悪い血管)が出現します。
新生血管の存在により出血を繰り返したり、緑内障や網膜剥離を引き起こしたりと悪化方向へと進展します。

レーザー治療の目的

網膜症に対するレーザー治療は無血管領域にレーザー光凝固を行い、網膜の虚血や低酸素の状態に対応することにあります。
それにより新生血管のはえてくる足場をなくし網膜症の悪化方向を断ち切るのです。
網膜症の程度にもよりますが中等度の網膜症であれば片眼につき1週間おきに1~2回のレーザーが必要です。
しかし、すでに新生血管が出現し緑内障も引き起こしそうな重度な状態であれば早急に片眼4~6回ほどのレーザーが必要です。治療そのものは入院の必要はなく行っております。

レーザー治療の考え方

レーザー治療は網膜症の状態によっては必要不可欠な治療ですが、必ずしも正常な眼底に戻すといった根本的な治療ではありません。
場合によってはレーザーを施行してから視力が下がったと訴える患者様もいますし、レーザーだけでは網膜症の進行阻止が不可能で手術になった方も多数います。
ただ現代における後天性失明原因の上位を譲らない糖尿病を考える上で視力が良いから、レーザー治療の時期を遅らし数年後に失明に至るよりは多少今より視力が低下したとしても、将来的には視力を残せるような眼の状態を維持した方がよいと考えております。

緑内障レーザー(レーザー虹彩切開術)について

急性緑内障発作とは

一口に緑内障といっても様々なタイプがあります。(正常眼圧緑内障、先天緑内障、開放隅角緑内障など)
その中でも閉塞隅角緑内障に伴う急性緑内障発作に対してレーザー治療を行っております。
急性緑内障発作とは急激に眼圧の上昇をきたすために突然の視力低下や激しい眼痛、頭痛を引き起こします。頭痛などの症状を伴うことから最初に内科医を訪れることがしばしばみられ、
そのために眼科治療の時期が遅れると重篤な視機能障害を残すこともあります。

発生機序

人間の眼球では房水と呼ばれる水が産生されては排出されるといった循環を行っています。
その水の流れが瞳孔領(ひとみのこと)で妨げられることにより、眼内圧が上昇しその結果、隅角(房水の排泄路)を閉塞し瞳孔ブロックが生じます。
これが急性緑内障発作の病態です。

レーザー治療の目的

急性緑内障が起きてしまった場合、瞳孔ブロックの解除が必要です。
そのためにはレ-ザーを利用して虹彩(茶目のこと)に小さな穴をあける処置を行います。
それにより房水の流れがその穴からも確保され瞳孔ブロックが解除され、眼圧が下降します。
ただし、症状が長期にわたり持続している場合などはレーザーでは下がらず外科手術になることもあります。
また、発作を起こした眼とは反対の眼やもともと狭隅角といって房水の流れ道が極度に狭い方などは発作の予防目的で予防的レーザーを行います。

青戸駅前眼科 電話:03-6426-0367 WEBからのお問い合わせはこちらをClick!

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